この記事では白髪染めトリートメントで髪色が緑や青に変色する原因と対処法をご紹介しています。
白髪染めトリートメントを使っていて白髪が緑や青色になってしまったという口コミは結構見かけます。
この記事では白髪染めトリートメントを使っていて髪色が緑になる原因と対処法について詳しく紹介します。
白髪染めにも硝酸銀が配合されたものや利尻ヘアカラートリートメントなど染料もいろんなタイプがありますよね。
化学反応や色落ちなど仮説をたてて、美容室の美容師さんの口コミも参考にまとめました。
白髪染めトリートメント=緑色になるというわけではないのでそこまで心配しなくて大丈夫でした。
注意することや、対処法も知っておくと安心して白髪染めトリートメントを使えますよ。
白髪染めトリートメントを使うと髪が緑色になる口コミが
白髪染めトリートメントは髪の表面に色をつけて白髪をカバーするタイプの白髪染め。
ただ、髪が緑色になるという口コミがあるのは事実。
髪色が緑色になってしまったという口コミを見かける、「利尻カラートリートメント」や「ルプルプ」、「レフィーネ」などの白髪染めトリートメントにはもちろん緑色のカラーバリエーションはありません。
全員が緑になるというわけではないのですが、白髪を染めていて緑になったらショックですね。
髪色が緑色になってしまう原因について詳しく調べていくうちに衝撃の事実がわかりました。
髪色が緑色になる原因は3パターン
髪が緑色になる原因は主に2パターン。
- 白髪染めトリートメントを使ってからヘアカラーやパーマをした場合
- 感光性染料を使ってからヘアカラーやパーマをした場合
- 白髪染めトリートメントだけで緑色になる場合
この2つですが、1と2と3では修正のしやすさや対処法が少しちがってきます。
白髪染めトリートメントのあと美容院で白髪染めやパーマをして緑色になる原因
ひとつめの原因は、白髪染めトリートメントの後に美容院で白髪染めやパーマを併用すること。
トリートメントタイプの白髪染めには、ほぼ塩基性染料やHC染料といった染料が含まれています。
この染料が美容室のヘアカラーの成分によって緑色になることがあるのだとか。
美容師さんによっていうことが違っているので正確な情報がわかりにくくなっています。
(白髪染めトリートメントと美容室のヘアカラーやパーマの併用では変色はしないと言っている美容師さんもいます)
また、美容師さんに白髪染めトリートメントを使っていることを秘密にしている場合、美容鍼さんが地毛か白髪染めトリートメントで染めた髪かがわからないために、色の調合ができず、思った色にならないことも。
リタッチで白髪染めトリートメントをつかっているという程度なら、緑色になっている人はみかけませんでした。
感光性染料と白髪染め(ヘアカラー)の併用で緑色になる
ただし、2つめの感光性染料と白髪染めの組み合わせは注意が必要。
感光性染料とは、光で染まるタイプの白髪染めで白髪染めトリートメントとしては一般的ではありません。
(少なくともこのブログで紹介している白髪染めトリートメントの中には感光性染料はありません)
感光性染料は緑色に発色したら落とすのが難しく、髪の毛が伸びるのを待つしかないとも言われています。
さきほど紹介したカラートリートメントと白髪染めの併用に比べて緑色になる可能性がかなり高く、修正も難しいです。
髪が緑色になる原因は「硫酸銀」という成分。
白髪染めの成分に反応して緑色に発色するというデータがあります。
近年、酢酸鉛や硝酸銀を用いた新しいタイプのヘアカラーが販売されているが、一部の製品には安全性に問題があるとされ、厚生労働省から通知が出されている。引用:wikipedia
安全性もちょっと心配です。
白髪染めトリートメントの中でも、光で染まるタイプの白髪染めは美容院の白髪染めと併用が難しいので必ず美容師さんに相談してください。
白髪染めトリートメントだけでも緑色になることも
白髪染めトリートメントで髪色が緑になった人のなかには、白髪染めトリートメントしか使っていないという人も。
この場合もいくつか原因があります。
髪が緑色になる原因は色落ち
白髪染めトリートメントだけしか使っていないのに、髪色が緑になる原因は色落ちと考えられます。
白髪染めトリートメントに限らず、ヘアカラー全体に言えることですが、一つの色を表現するのにはいくつかの色を混ぜて作られています。
黄色と青と赤の割合で色が決まります。
白髪染めトリートメントは白髪をしっかり染めるために暗くなるように色の成分が配合されています。
この色の中でも赤色が脱色してしまうと、黄色と赤色が残って緑色っぽく見えてしまうことがあります。
また、もともと日本人の髪はメラニン色素(黒髪)を含んでいるので、色落ちしたときに青色が残りやすいという性質があります。
使用期限を過ぎた白髪染めトリートメントの使用
もうひとつの原因としては、古い白髪染めトリートメントを使っていること。
一般的に使用期限は3か月です。古い白髪染めトリートメントを使っていると思った色と違う色になることもあるようです。
全員が緑色になるわけではない
ただ、確認してわかったのが、全員が緑色になるわけではないということ。
白髪染めトリートメントリタッチに使っているという人で緑色になったという人はあまりいないようでした。
ごまかせる!白髪染めトリートメントで緑色になった時の対処法
とはいっても「もう緑になっちゃった」という人もいるかもしれません。
その場合も大丈夫。
対処法があります。
濃い色のカラートリートメントを塗る(赤みが強い色)
どの原因でも使えるのが赤みのある白髪染めトリートメントをぬって色をごまかす方法。
緑色なら赤をたせば黒に近い色に戻すことができます。
なので、赤みが強いカラートリートメントをぬるのも一つの方法。
赤みが強いといってもブラウンで大丈夫です。
例えばルプルプならダークブラウンがおすすめ。
あと、レフィーネヘッドスパのローズブラウンもおすすめ。
公式サイトのQAで、緑色になってしまったときの対策用の色として紹介されています。
染まりが緑色がかった
ご使用していく途中で、髪色が緑色がかった状態になる場合は、
これは髪の表面に残る色素バランスが崩れ、退色時に赤の色素が落ちやすくなった為です。
このような場合は髪色によってローズブラウンやオレンジを混ぜてご使用頂くと改善されやすくなります。
引用:https://www.8341.jp/category/81.html
美容師さんに相談する
カット以外の薬剤を使うメニュー(白髪染め、ヘアカラー、パーマ)をしてもらうときは、白髪染めトリートメントを使っていることを美容師さんに相談するのがおすすめ。
使わないで下さいと言われたり、美容師さんによっては白髪染めトリートメントに詳しくない人もいたりするのがちょっと気になりますが、一度声をかけておくと安心です。
シャンプーをして色が抜けるのを待つ
緑色になってしまっているということは黄色と青色の色素が残ってしまっている状態。
なので、根本的に解決したいならその染料が抜けるまでシャンプーして待つのが確実です。
ただし、色が抜けるまでの間、時間が画がるので白髪に耐える必要があります。
洗浄力の高いシャンプーを使ってみるのもおすすめ。
色が抜けきったらまた白髪染めトリートメントで染められます。
(他の商品だと色落ちの具合が違うので試してみるのもおすすめです)
美容院で弱めの脱色をしてもらう
残っている染料を早く落としたいという場合は美容院で軽めのブリーチをかけてもらう方法も。
美容院で脱色してもらえば、その日のうちに緑色から解放されます。
髪が傷むので、最終手段として考えておきましょう。
カラートリートメントの放置時間を長くしてみる
カラートリートメントの放置時間を長くしてみましょう。白髪染めトリートメント単体で緑に染まってしまった人向けの対処法です。
白髪染めトリートメントで染めた時に、放置時間が短かいと、赤色の染料が入りきらず、緑の髪色になってしまうことも。
なので、思った色に染まらなかった場合は放置時間を長めにおいてみるときれいな色に染まりやすくなります。
こまめに白髪染めトリートメントを塗る
こちらも白髪染めトリートメント単体で緑に染まってしまった人向けの対処法です。
白髪染めトリートメントは、シャンプーすると少しずつ色落ちしていきます。
染めた直後ではなく、色落ちしてから緑や青になっているという方は、こまめに染めることで解決できます。
まとめ
いかがでしたか?髪の毛が緑になるなんて、と心配でしたが、調べてみると髪質に大きく左右されるようです。
全員が緑になるわけでもなく、対処法もあるので、そこまで心配しなくてよさそうです。
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