美容師さんに聞く!白髪染めトリートメントで効果的に染める5つのポイント

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美容師に聞く白髪染めトリートメントの使い方

今回は白髪染めにのプロ、美容師さんに効果的な白髪染めトリートメント(カラートリートメント)の使い方をインタビュー。

白髪染めトリートメントは簡単で手軽に染められる製品ですが、使い方のポイントを押さえないと染まり方に不満が残ることも。
しっかり染めるための5つのポイントを教えてもらったので紹介します。

「白髪染めトリートメントで染めてみたけど、いまいち染まらない」

「シャンプーってするの?」

「根元をしっかり染めるためには?」

など、白髪染めトリートメントの使用方法の疑問にびしっと美容鍼さんが答えてくれました。

若白髪女子
よろしくお願いします!
美容師さん
美容室の白髪染めとも比べつつ、お話しますね。

基本的な白髪染めトリートメントの使い方

パッケージに書いてある白髪染めトリートメントの使い方はだいたいこんな感じ。

(写真はルプルプです)

白髪染めトリートメントの使い方

  1. 乾いた髪、もしくはシャンプー後の髪に白髪染めトリートメントをぬる
  2. 指定時間放置する
  3. 洗い流す
若白髪女子
商品によっても違います
美容師さん
でも、使い方のポイントはどの白髪染めトリートメントでも一緒です。
どんなことに気を付けたらいいのか?5つのポイントにまとめました

ポイントその1:白髪染めトリートメントを使う前にシャンプーする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

若白髪女子
白髪染めトリートメントの前ってシャンプーするんですか?
美容師さん
しっかり染めたい時は、白髪染めトリートメントの前にシャンプーしたほうがいいです。

白髪染めトリートメントというのは、そもそも白髪染めなのか、トリートメントなのか気になりますよね?

じつは名前にトリートメントとついていますが、厳密には白髪染めの分類です。

しかし手で髪に薬剤を塗布するという使い方となっており、そんな気軽さから白髪染めトリートメントという名前になっています。

手で染められるから肌にやさしくていいのですが、ヘアカラータイプの白髪染めと比べると染める力は弱い。

ということは髪に皮脂などの汚れが残っていると、白髪が染まらないものなんですよね…。

美容師さん
美容院の白髪染めの前にも、シャンプーで洗い流させてもらっています。
ワックスなどの整髪料が付いていると美容室の白髪染めでもきれいに染まりませんからね。

ですからそこまで気にする必要はありませんが、白髪染めトリートメントも同様に、しっかり皮脂などの汚れを落としてしまいましょう

染まった後の仕上がりにムラが出ないためにも、しっかり洗い流してくださいね。

ポイントその2:最初のうちは髪をできるだけ乾燥させる

そしてここからが美容室の白髪染めと、大きく違うところ!

白髪染めトリートメントを使ったことがない人の場合は、髪を乾燥させてから白髪染めトリートメントを使いましょう

若白髪女子
ぬれた髪に使ってくださいと書いてある白髪染めトリートメントもありますが…
美容師さん
染める力だけで考えると、乾いた髪に使ったほうが染まります。

これも白髪染めトリートメントが、肌にやさしいのが大きな原因ですね。
白髪染めトリートメントを使いだして、最初の3回ほどはドライヤーを使って乾かし、白髪染めトリートメントを髪に塗布するのが理想の使い方です。

どうしても水気が残ってしまうと薬剤が薄まって、染まりが悪くなってしまいます

しかしそれだとお風呂場で使うのが難しく、面倒になってしまう人もいますよね?

そこでタオルで水気を拭き取ってから、湿気が少ない状態で白髪染めトリートメントを使ってもいいですよ。

本来白髪染めトリートメントは、気軽に使うためのもの。

薬剤が薄まらない程度に拭き取って、少しでも染まりをよくするために、多めに白髪染めトリートメントを使ってみてくださいね。

ちなみに塗布する量は、「ピンポン玉○個分がいい」という情報を見かけましたが、最初はその基準よりも多めに使いましょう

美容師さん
けちって使うと、1回で染まらなくて逆にコスパ悪いです

 

ポイントその3:白髪が目立つ部分から塗布するのがおすすめ

美容師さん
白髪の目立つ部分から順番に塗るのもポイントです

白髪染めトリートメントの使い方としてのポイントですが、白髪が気になるところから塗布してくださいね。

なぜこんな順番を決めるのかというと、染める作業そのものにも時間がかかるからです。

とくに最初に塗布したところと、最後に白髪染めをしたところでは、染まり具合に違いが出てしまいます。

最初に塗布したところは1番染まりやすいため、気になっている部分から白髪染めトリートメントを使うのがベスト

美容師さん
ちなみに美容師さんは、生え際から白髪染めを塗るようにしています。

白髪が目立ってしまう表面から白髪染めトリートメントを塗布し、最後は目立ちにくいえり足の部分という順番がおすすめです。

 

ポイントその4:放置時間はしっかり守る

白髪染めトリートメントの放置時間

髪に白髪染めトリートメントを塗布したら、気になってしまうのは放置時間ですよね?

どの白髪染めでも薬剤をつけて放置する時間が必要ですが、白髪染めトリートメントも同じです。
しっかり染めたいなら放置時間を守りましょう。

白髪染めトリートメントを使う最初の時期は染まりが悪いため、長めに放置時間を取るのがおすすめ

若白髪女子
30分とか1時間放置しておいても大丈夫です

ちなみに忙しくてそんな時間が取れないという人は、サランラップを頭に巻いて、染める髪を加温するといいですよ。

髪の毛は加温すると、キューティクルといわれる鱗のようなバリアが開くため、染まりがよくなるからなんです。

放置時間を短くできてしまうので、うまく活用してみてくださいね。

【若白髪女子の補足】
放置時間短めでしっかり染まる白髪染めもあります。
例えば、POLAのグローイングショットだと放置時間5分でこれくらいそまりますよ~。

ポーラ1日目
POLAポーラグローイングショットの体験レビューはこちら

使用感など、詳しくレビューしています。

ポイントその5:白髪染めトリートメントを洗い流す

若白髪女子
白髪染めトリートメントを流すときってシャンプー使うんですか?
美容師さん
場合によります。シャンプーなしでも洗い流せるのが白髪染めトリートメントの魅力です

時間が来たらしっかり白髪染めトリートメントを洗い流してくださいね。しかしここで注意するべきなのが、シャンプーを使って洗い流すのかどうか!

普通の白髪染めなら、シャンプーを使って、きれいに洗い流しますよね?

ところが白髪染めトリートメントは、手を使って染められるほど、肌にやさしい白髪染め。
状況によったらシャンプーは必要ありません。

ドライヤーを使わず白髪染めトリートメントを使った場合はシャンプーをせずに、お湯を使って洗い流すだけでOKです。
逆に白髪染めトリートメントが髪にある程度残るため、洗わないほうがいいでしょう。

ところが髪をしっかり乾かして、白髪染めトリートメントを使ったら、お湯だけでは薬剤が落としきれないためシャンプーを使ってくださいね。

頭皮がかぶれる原因にもなりますよ。

 

おまけ:白髪染めトリートメント後のトリートメントは避けるのが無難

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

若白髪女子
白髪染めトリートメントを流した後はトリートメントつけてもいいんですか?
美容師さん
染めはじめは避けたほうがいいですね

染めた後のことですが、白髪染めトリートメントの後のトリートメントも気になりませんか?

じつはトリートメントの中には、白髪染めトリートメントを洗い流してしまうものもあり、色落ちする可能性があるんです。
(ちなみに美容室でする白髪染めは、しっかり中まで入り込んで染めるため、トリートメントで色落ちはありません。)

美容師さん
白髪染めトリートメントでは、髪の表面に付着して白髪を染めているため、薬剤によったら色落ちしてしまいます

ただ、この色落ちも少ししかしないため、白髪染めトリートメントを使いだして初めの頃以外は、とくに気にせずトリートメントを使ってもいいと思います。

髪が状態などの様子を見ながら、トリートメントを使うかどうか、判断してみるのもいいですね。

白髪染めトリートメントだけで髪がきれいなら、とくにトリートメントは必要ありません。

ポイントまとめ。正しく使えば白髪染めトリートメントでもしっかり染められます

いかがでしたか?

今回は美容師さんに白髪染めトリートメントでしっかり染めるためのポイントを教えてもらいました。
しっかり染めるためのポイントをまとめるとこんな感じ。

ポイント

  • 使う前にシャンプーする
  • 乾いた髪に使う
  • 白髪が目立つ部分から塗る
  • 放置時間を守る
  • しっかり洗い流す

でも、白髪染めトリートメントならどれでも染まるというわけではありません。

若白髪女子
市販の白髪染めはこの5つのポイントを守っても、1度でしっかり染めるのはほぼ無理です

20種類くらい試してわかった、おすすめの白髪染めトリートメントを紹介しているのでぜひ見てみてくださいね。

若白髪が自然に染まる白髪染めトリートメントをランキングにしました【全部試して比較】

 

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