産後は抜け毛や白髪など髪のトラブルに悩むママが多いです。
白髪を目立たなくする方法として白髪染めを使う人は多いですが、いつから白髪染めしてもいいのでしょうか?
授乳中に白髪染めを使ったときの影響についても調べてみました。
出産したら白髪が増える。産後の白髪4つの原因
産後の白髪の原因は主に4つです。
- ホルモンバランスの乱れ
- ストレス
- 睡眠不足
- 栄養不足
白髪の原因の一つがホルモンバランスの乱れ。
妊娠、出産の際に増えた女性ホルモンが、産後は急激に減少していきます。
女性ホルモンのバランスが乱れ、健康な髪の毛を育てるエストロゲンというホルモンも減ってしまいます。
また、ストレスや睡眠不足も原因。
赤ちゃんを産んだばかりのお母さんは大変です。
夜寝ない赤ちゃんのお世話も大変ですし、頼れる身内が近くにいない、夫の帰りは遅い、とワンオペ育児になる場合もあります。
お母さんたちは、ストレスや睡眠不足に陥り、黒髪を作り出すメラニン色素が作られにくくなります。さらに、ストレスで血行が悪くなるので、頭皮や髪の毛に十分に栄養が届かず、白髪が増えてしまいます。
栄養不足(授乳中の場合は特に)も白髪を増やす原因です。
産後半年くらいは白髪染めを控えたい
白髪染めをいつから始めればよいのか、いろいろな考え方がありますが、産後半年から1年くらいは白髪染めを控えた方がよいと言われています。
産後は、ホルモンバランスが乱れているので、肌が敏感になっています。
普段から愛用しているスキンケア用品でもヒリヒリしたり、かゆみを感じることも。
白髪染めに含まれている成分は強いので、産後しばらくは避けた方がいいでしょう。
また、できるだけ無添加、また天然素材を原料とする白髪染めを使うのがよいでしょう。
自分で白髪染めするよりも、最初は、美容院で染めてもらう方が安心できます。
授乳中の白髪染め、母乳への影響は
授乳中のお母さんたちは注意が必要です。
白髪染めの成分が髪の毛に浸透して、血液に取り込まれてしまう可能性があるからです。
母乳は血液から作られるので、赤ちゃんが白髪染めの成分を口にしてしまう可能性が0ではありません。
この分野での研究はまだまだ進んでいませんが、少しでも赤ちゃんに悪影響を与える可能性があるものは避けたいものです。
とはいっても、頭皮から吸収される成分の量はそこまで多くないと言われています。
それをいったら化粧水も使えなくなりますしね。
なので、できるだけ刺激の少ない成分を選んで白髪染めするのがおすすめです。
刺激の少ない白髪染めを選ぼう
産後に白髪染めしたい場合、ママの頭皮にも赤ちゃんにも配慮して白髪染めトリートメント(カラートリートメント)を使うのがおすすめ。
白髪染めトリートメントは文字通りトリートメントタイプの白髪染め。
リンス感覚で使えて自宅で染められるので最近人気が出ている白髪染めです。
白髪染めトリートメントは白髪染めやヘアカラーほど強い成分が入っていません。
さらに天然成分、無添加のカラートリートメントを使って染めると安心です。