白髪染めは白髪を目立たなくさせることが目的なので、髪の毛の色味が濃く暗くなりがち。
「思ったより暗く染まってしまった」という場合、どうすればよいのでしょうか？
暗く染まってしまった髪の毛のカラーを明るくする方法はいくつかあります。
この記事では暗く染まった髪色を明るくする方法と、後悔しないための白髪染めの選び方のポイントをご紹介しています。
一度暗く染まると明るくするのは難しい
白髪染めは色が暗く濃いので、いったん黒くなった髪を自分で明るく染め直すのはとても難しいことです。
ほぼ不可能といってもいいかもしれません。
例えば、もう少し明るくしたいと思って明るい色の白髪染めを使って染めても髪色が明るくはなりません。
濃くて暗い色の上に明るい色を重ねても、濃い色の方が勝ってしまい、明るくするのはとても難しいのです。
暗く染まってしまった髪を明るくする方法
でも、暗く染まった髪を明るくする方法がないわけではありません。
明るくする方法は3つあります。
髪の毛を明るくする方法
- ブリーチ（ダメージ大）
- カラーリムーバー（ダメージ中）
- ヘアマニキュア（ダメージ小）
黒くなった髪の毛の色を明るくしたいなら、ブリーチで色を抜くという方法が一般的です。
ただし、ブリーチ剤はアルカリ性で、髪の毛や頭皮を傷めてしまいます。
ですから、ブリーチ剤で脱色するときは、プロの美容師にお願いするのがベスト。
プロは薬剤を適量に調整してほどよく明るくしてくれます。
（失敗して髪の毛がいたんだという話も聞きますが、自分でやるよりははるかにましです）
ただし、ブリーチで脱色する場合でも、いっきに髪の色を明るく変えることはできません。
ダメージを抑えるために、時間をかけて徐々に髪の色を理想に近づけていきます。
自分で行うと髪の毛のダメージは避けられません。
もう一つの方法として、「脱染剤」という方法があります。
脱染剤はカラーリムーバーともいわれる白髪染めの黒い色素を抜く薬剤で、通販でも購入できます。
あまり、知名度は高くありませんが、ブリーチと違い、髪の毛の色素を破壊することはありません。
大きなダメージを避けられ、なおかつ髪色を明るくできます。
また、ヘアマニキュアを使う方法もあります。
髪を段階的に明るく染めていき、毛先を切っていって、徐々に黒い部分をなくしていきます。
（ただし、ヘアマニキュアは根元にぬれません）
ヘアマニキュアはすべての髪色が揃うまでは、ムラが気になるのと、面倒なのがデメリット。
ショートヘアならば、それほど時間はかからないでしょう。完全に色が変わるまでは、帽子などで根元を隠して、しばらくの間がまんしましょう。
「思ったより暗かった」と後悔しないための白髪染めの選び方
白髪染めは白髪を染めるために全体的に暗い色が多いです。
色見本もあるのですが、白髪の割合によっても違うため、見本とぴったり一緒の色になると思って選ぶと失敗します。
公開しないための白髪染めの選び方のポイントは2つ。
- 白髪染めなら自分の希望の色より明るめの色を選ぶ
- ヘアカラーで希望の色を選んで白髪のみ別で染める
白髪染めの場合はこの色がいいなと思ったより一段階明るい色を選びましょう。
思ったより明るかった場合は修正しやすいです。
何度も白髪染めを使うと髪の毛が傷むので、白髪染めトリートメントで色を調整するのもおすすめ。
また、若白髪のように白髪の割合が少ない場合は、白髪用ではなく、普通のヘアカラーを使うのも。
ヘアカラーの方が色見本に近い色になります。
（若干の違いはあります）
そこから、白髪部分のみ白髪染めトリートメントで染めればかなり明るい色でも対応可能です。
白髪染めは最初の色選びが大切！
一度、黒く染まった髪の毛を明るくするのは難しいです。
思ったより明るかった場合は後でなんとでも調整できます。
「思ったより暗かった」と後悔しないためにも、色選びは慎重にしてくださいね。