若白髪女子が最近気になっている白髪染め、花王の白髪用髪色サーバーrerise(リライズ)。
公式サイトでは黒色メラニンの元で染めると書かれているのですが、ジアミンでもなく染料じゃないようですね。
よくわからなかったので調べてみました。
ジアミンって何?白髪染めでかゆみがある人は危険!
白髪染めにはジアミンという酸化染料が配合されているのが普通です。
酸化染料とは、酸化反応によって髪の毛を染める成分なのですが、最近、この酸化染料ジアミンがアレルギー症状を引き起こすという報告が多く寄せられています。
ジアミンアレルギーは急に発症するのが特徴で、これまで問題なく使えていた白髪染めやヘアカラーでも、突然かゆみや湿疹などの症状を引き起こすことがあります。
まれに「アナフィラキシー」という重篤なアレルギー反応(全身じんま疹、呼吸困難など)等が突然起こることがあり危険です。このようなかぶれの症状を経験された方は、絶対に使用しないでください。
引用:日本ヘアカラー工業会
とあり、白髪染めにかゆみがある人は気を付けたい成分。
呼吸困難だけじゃなく、顔全体が腫れ上がるほどひどい症状が出る人もいます。
花王の白髪用髪色サーバーリライズはノンジアミン
花王リライズはジアミンが配合されていません。
でも、白髪染めトリートメントに使われている塩基性染料も使っていません。
じゃあ何で染めているの?というとリライズの着色成分はジヒドロキシインドールという天然成分。
これが公式サイトで紹介している”黒色メラニンの元”です。
花王リライズの染毛成分時ジヒドロキシインドールとは
白髪染めやヘアカラーは、染料を髪の毛に浸透させて染めたり、染料でコーティングすることで白髪を目立たなくさせます。
花王リライズに入っている成分はそのどちらでもありません。
リライズに配合されているのは、ジヒドロキシインドールで「黒髪メラニンのもと」です。
髪の毛が白くなるのは、メラニンがなくなるから。
そこで、メラニンのもとになる成分を髪の毛の内部に入れ、髪の毛の色を変えていくのです。
花王が開発した独自成分で麹菌から作られています。
2010年の第24回先端技術大賞応募論文に詳しく書かれています。
天然由来の原料を用いて、黒髪が本来持つメラニンで 白髪を染める技術の開発と実用化
ジヒドロキシインドールの毒性は?副作用はないの?
気になるのは、ジヒドロキシインドールという成分の安全性ですよね。
ジヒドロキシインドールには、毒性がないので安心して使うことができます。
ジヒドロキシインドールは、植物がもっているメラニン色素を抽出したもの。
100%天然由来の成分。
全ての人にアレルギーが出ないというわけではないのですが、パッチテストは不要。
かなり使いやすい成分ということがわかります。
ジアミンアレルギーの人でもアレルギーを気にせず使うことができます。
肌が弱い人でも使いやすいですね。
リライズの白髪染め、ジアミンアレルギーも使えます
リライズの白髪染めはノンジアミンなので、ジアミンアレルギーの人でも使えます。
ブラウン系のカラーバリエーションがないのが残念ですが、黒髪の人は一度使ってみても。
口コミや他の成分についてはこちらの記事で詳しく書いています。
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